行ってみた体験談

ほぐしの森にお客として行ってみた

紹介しておきながらお店に行ってないとなると説得力もないと思ったので、この記事を書くにあたって実際に行ってみることにしました。
 
その時感じたこと等を報告していこうと思います。
 
 

お店の雰囲気

ナインティー新宿ビルの6階にあるお店。
 
エレベーターを降りると、茶色を基調とした落ち着いた空間が広がっています。
 
外の喧騒からは想像出来ない店内で、驚きました。
 
新しいお店だけあって<清潔感がありますし、小物ひとつとっても新品で使い心地が良いです。
 
 

スタッフの雰囲気

私を担当してくれた人は女性の方でした。
 
カルテの書き方を説明するのも分かりやすく丁寧でしたし、着替え室へ誘導してくれるのも流れ作業な感じがなく好印象です。
 
話し方もゆったり穏やかで、この人なら任せても良いかなと感じましたね。
 
こちらの反応のちゃんと対応してくれますし、何より話しやすかったです。
 
 

施術中の雰囲気

施術に入る前に、辛いところはどこか聞いてもらえました。
 
お店によってはこの工程を無視する所もあるので、ここでもまた信頼出来るなと思いましたね。
 
ただ私の場合、特に何処が辛いとかそういう訳ではなく、お店の事を知る為に来た為どう答えようかちょっと考えちゃいました。
 
そうしたらスタッフの人から色々聞いてきてくれて、そう言えば最近朝起きると腰が痛い事を思い出し、(言われなければ思い出さない程度の事)、それを引き出してくれたので腰を重点的にやることに。
 
体の部位ごとに力加減をちゃんと聞いてくれたので、その都度こちらの要望を言いやすかったです。
 
最初の方は軽い日常会話もありましたが、私が施術中は無駄な話をしたくない派だと言う事を感じとってくれたのか、中盤以降は無駄な会話も一切なく施術してくれました。

施術の腕

良かったと思います。
 
体についてもしっかり学ばれているような揉み方をしてくれましたし、施術後は体が軽くなったように感じました。
 
また、施術後はどのように過ごしたらよいかとかも教えてくれたので、勉強になりました。
 
 

総評

店内の雰囲気もスタッフさんの雰囲気もとても良かったです。
 
私が行った時はそんなに混んでなかったのですが、終わる頃になるとお客さんの数も増えていき、集客力に自信があるのも嘘ではなさそうです。
 
もしほぐしの森のスタッフになるかどうか迷っている人は、一度お客さんとして行ってみるのも良いかもしれませんね。
 
時間があれば是非行ってみて、ご自身の目で確かめてみてください。

知らないと苦労する事

セラピストは体力勝負

揉みほぐしは全身を使いって行います。
 
それを毎日何回も行っているのです。
 
恐らく予想しているよりも体力が消耗すると思います。
 
現役セラピストさんに聞いた話だと、施術中は汗が出るほどだそうです。
 
皆さんが考えている以上に体力がいる仕事だと言う事を知っておきましょう。
 
 

腱鞘炎や腰痛になる可能性

職業病と言ってしまえば簡単ですが、これには本当に悩まされている人ばかりです。
 
これが辛くて辞める人も大勢います。
 
そうならないためにも、自分の限界ギリギリの力で施術しない事や、特定の間接に負担をかけない施術方などを体得しなければなりません。
 
※特にセラピストになりたての頃は、このやり方が分からなく苦労すると思います。
 
しかし、最初にこれを体得しないと負担は重なっていき、慢性的な痛みと生きていかなくてはいけなくなります。
 
最初が肝心です。
 
こればかりは後から覚えればよいやと思わないでください。
 
 

がっつり接客業

セラピストはコミュニケーション能力が無くても大丈夫と思われがちですが、全員が全員そうではありません。
 
卓越した技術を持っている人はその手腕に人が集まりますが、そういう風になれる人はほんの僅かです。
 
施術中はお客さんとセラピスト1対1ですから、誰かほかの人が助けてくれる訳ではありません。
 
体を触られる側からしてみると、コミュニケーションが上手く出来なさそうな人には施術をお願いしたくありませんよね。
 
施術の技術も大事ですが、コミュニケーション能力も最低限必要だと言う事です。
 
※『指名を取ることは難しいのか』のページにも書きましたが、指名を増やすためには話術、聞き取る力というのが必要です。
 
相手の気持ちを引き出す会話と、相手の気持ちを理解する傾聴力が大切です。
 
 

精神的安定

指名制という制度が常識なセラピスト業界において、精神的に安定感があるかどうかが鍵になってきます。
 
思ったように指名が取れない。他の同期や後輩よりお客さんが付かない。他の人に指名を取られてしまう。
 
精神的にくる場面が、多く存在します。
 
それと同時にお金の心配、将来の心配と言うのも出てきます。
 
そういった事に対してしっかり向き合って解決していけるような、強いメンタルを持つ必要があります。
 
また、セラピストは分かりやすいゴールが無く、ずっと勉強しなければいけませんので、そういった向上心が持てるかどうかも重要です。
 
 
以上、セラピストになる前に知っておくべき事でした。

指名を取ることは難しいのか

指名制度が多いセラピスト業界

指名制度というのがこの業界では常識となっています。
 
指名を貰いえるとその分セラピストの収入になりますので、この指名をどれだけ貰えるかが重要になってきます。
 
 

指名を貰う為にはどうすれば良いのか

自分に合うお客さんはどんな人か

もし、現在お客さんから指名を貰ったことがある人は、その人がどんな人か思い出して下さい。
 
その人は貴方に合った人です。
 
では、そのお客さんは何故自分を選んでくれたのか、それを追求して下さい。
 
そこが貴方の強みです。
 
 

信頼感を得る

お客さんは色々な思いを持ってお店にきます。
 
そんな時、ニコニコしている店員とぶすっとしている店員、どちらを指名したいと思うでしょうか。
 
圧倒的に前者の人が多いと思います。
 
だからと言ってニコニコしているだけでは指名はもらえません。
 
相手に安心感を与えるような話し方や、この人に任せたら大丈夫だと思われるような雰囲気、オーラを出したりすると、お客さんは貴方を信頼してくれるでしょう。
 
 

力加減は頻繁に聞く

鬱陶しいと思われたらどうしよう、と考えてしまい、力加減をあまり聞かないセラピストの人もいるようです。
 
しかし、その考えでは指名は思うように増えないと思って下さい。
 
人は場所によって気持ちいと思う力加減は違います。
 
また、人によってそれは様々なので、相手の事を思うなら場所ごとに力加減を聞くのが良いでしょう。
 
それを鬱陶しいと思うお客さんに対しては控えれば良いと思いますが、殆どのお客さんはちゃんと答えてくれるはずです。
 

※もっと強く揉んでくれというお客さんに対して、自分の力100%で答えないようにして下さいね。
そもそも強くすれば効くというのは間違いで、帰って筋肉を傷つけてします可能性があります。
そして100%の力を使って施術すると、セラピストの関節は直ぐに悲鳴を上げるでしょう。
強くと言われても90%までの力で対応するようにしましょう。

 

清潔感+匂い

お客さんの体を触る仕事なので、清潔感は必要不可欠です。
 
またお客さんとの距離も近くなりますので、匂いにも気を付けましょう。
 
不快な匂いを纏わないようには勿論ですが、石鹸のような爽やかな匂いを纏っていると、お客さんはそれだけで好印象を持ちます。
 
 

お客さんの要望をしっかり聞く

お客さんが何を求めているのか正確に、詳細に聞くことも忘れないで下さい。
 
どの部分のどの辺りが辛いのか。
 
どんな風につらくて、どういう風に施術してほしいのか。

 
「プロなんだから、それくらい体を触れば分かるでしょう」という姿勢の人も中にはいるようですが、これをちゃんと聞いておかないといくら施術しても満足させることは出来ないです。

セラピストとマッサージ師

セラピストとマッサージ師は違います

これからセラピストになろうと思っている人の中には、セラピストとマッサージ師の違いを明確に言えない人もいるかもしれません。
 
これからプロとして働いて行く為に、この違いをしっかり認識しておきましょう。
 
 

マッサージ師とは

『あん摩マッサージ指圧師』という国家資格を持っている人の事を言います。
 
長い時間とお金をかけて資格を取ることができます。
 
マッサージ師が行う施術は【治療】です。
 
疲労の回復を可能とする施術で、そう言って良いのはマッサージ師だけなのです。
 
 

セラピストとは

セラピストは資格を必要としません。
 
なので疲労の回復等の効果があるとは口にしてはいけません。
 
 

セラピストになったら気をつけねばならない事

上記のように、セラピストは資格を必要としない職業です。
 
ですので未経験の人がチャレンジしやすい業種でもあり、低価格で施術を行う事が出来ます。
 
しかし、お客さんはセラピストの人たちも治療行為が出来ると思っている事が多いと言う事を知っておいて下さい。
 
・腰が痛いから治して
・肩が回らないから楽にしてほしい
・足の疲労を取り除いてほしい

 
このような効果を期待して、お客さんはお店にやってきます。
 
しかし、セラピストの人はこの要望に応えられることは出来ないのです。
 
と言いますか、それは出来ませんとお客さんに伝える義務があります。
 
セラピストがお客さんに提供出来るのはあくまでも『癒し』なのです。
 
体に触り筋肉をもんだりほぐしたりしますが、気持ち良いという感覚を与え緊張を解いてあげたり、リラックスさせてあげることしかしてはいけません。

一生懸命勉強して、お客さんに少しでも楽になってもらえるように施術することはとても良いことです。
そうであるべきだと思っています。
しかし、勉強をしていくら知識を身に付けたとしても『治療行為』をお客さんに施しては、絶対にいけません。
その事を心に刻んでおきましょう。

 

お客さんに聞かれたら回答できるように

セラピストになったら、マッサージ師との違いを完璧に答えられるようにしておきましょう。
 
そうすればお客さんも安心・納得して施術を受けられますし、無理な要望もしてきません。
 
施術者と利用者の間に誤解が生まれたままでは、いつか必ず何かしらのトラブルになります。
 
お客さんの為が第一ですが、セラピストを職業としている自分の為にも、マッサージ師とセラピストの違いをしっかり明確にしておきましょう。