知らないと苦労する事

セラピストは体力勝負

揉みほぐしは全身を使いって行います。
 
それを毎日何回も行っているのです。
 
恐らく予想しているよりも体力が消耗すると思います。
 
現役セラピストさんに聞いた話だと、施術中は汗が出るほどだそうです。
 
皆さんが考えている以上に体力がいる仕事だと言う事を知っておきましょう。
 
 

腱鞘炎や腰痛になる可能性

職業病と言ってしまえば簡単ですが、これには本当に悩まされている人ばかりです。
 
これが辛くて辞める人も大勢います。
 
そうならないためにも、自分の限界ギリギリの力で施術しない事や、特定の間接に負担をかけない施術方などを体得しなければなりません。
 
※特にセラピストになりたての頃は、このやり方が分からなく苦労すると思います。
 
しかし、最初にこれを体得しないと負担は重なっていき、慢性的な痛みと生きていかなくてはいけなくなります。
 
最初が肝心です。
 
こればかりは後から覚えればよいやと思わないでください。
 
 

がっつり接客業

セラピストはコミュニケーション能力が無くても大丈夫と思われがちですが、全員が全員そうではありません。
 
卓越した技術を持っている人はその手腕に人が集まりますが、そういう風になれる人はほんの僅かです。
 
施術中はお客さんとセラピスト1対1ですから、誰かほかの人が助けてくれる訳ではありません。
 
体を触られる側からしてみると、コミュニケーションが上手く出来なさそうな人には施術をお願いしたくありませんよね。
 
施術の技術も大事ですが、コミュニケーション能力も最低限必要だと言う事です。
 
※『指名を取ることは難しいのか』のページにも書きましたが、指名を増やすためには話術、聞き取る力というのが必要です。
 
相手の気持ちを引き出す会話と、相手の気持ちを理解する傾聴力が大切です。
 
 

精神的安定

指名制という制度が常識なセラピスト業界において、精神的に安定感があるかどうかが鍵になってきます。
 
思ったように指名が取れない。他の同期や後輩よりお客さんが付かない。他の人に指名を取られてしまう。
 
精神的にくる場面が、多く存在します。
 
それと同時にお金の心配、将来の心配と言うのも出てきます。
 
そういった事に対してしっかり向き合って解決していけるような、強いメンタルを持つ必要があります。
 
また、セラピストは分かりやすいゴールが無く、ずっと勉強しなければいけませんので、そういった向上心が持てるかどうかも重要です。
 
 
以上、セラピストになる前に知っておくべき事でした。

セラピストとマッサージ師

セラピストとマッサージ師は違います

これからセラピストになろうと思っている人の中には、セラピストとマッサージ師の違いを明確に言えない人もいるかもしれません。
 
これからプロとして働いて行く為に、この違いをしっかり認識しておきましょう。
 
 

マッサージ師とは

『あん摩マッサージ指圧師』という国家資格を持っている人の事を言います。
 
長い時間とお金をかけて資格を取ることができます。
 
マッサージ師が行う施術は【治療】です。
 
疲労の回復を可能とする施術で、そう言って良いのはマッサージ師だけなのです。
 
 

セラピストとは

セラピストは資格を必要としません。
 
なので疲労の回復等の効果があるとは口にしてはいけません。
 
 

セラピストになったら気をつけねばならない事

上記のように、セラピストは資格を必要としない職業です。
 
ですので未経験の人がチャレンジしやすい業種でもあり、低価格で施術を行う事が出来ます。
 
しかし、お客さんはセラピストの人たちも治療行為が出来ると思っている事が多いと言う事を知っておいて下さい。
 
・腰が痛いから治して
・肩が回らないから楽にしてほしい
・足の疲労を取り除いてほしい

 
このような効果を期待して、お客さんはお店にやってきます。
 
しかし、セラピストの人はこの要望に応えられることは出来ないのです。
 
と言いますか、それは出来ませんとお客さんに伝える義務があります。
 
セラピストがお客さんに提供出来るのはあくまでも『癒し』なのです。
 
体に触り筋肉をもんだりほぐしたりしますが、気持ち良いという感覚を与え緊張を解いてあげたり、リラックスさせてあげることしかしてはいけません。

一生懸命勉強して、お客さんに少しでも楽になってもらえるように施術することはとても良いことです。
そうであるべきだと思っています。
しかし、勉強をしていくら知識を身に付けたとしても『治療行為』をお客さんに施しては、絶対にいけません。
その事を心に刻んでおきましょう。

 

お客さんに聞かれたら回答できるように

セラピストになったら、マッサージ師との違いを完璧に答えられるようにしておきましょう。
 
そうすればお客さんも安心・納得して施術を受けられますし、無理な要望もしてきません。
 
施術者と利用者の間に誤解が生まれたままでは、いつか必ず何かしらのトラブルになります。
 
お客さんの為が第一ですが、セラピストを職業としている自分の為にも、マッサージ師とセラピストの違いをしっかり明確にしておきましょう。